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ヴィンテージユニット「UTAH Celesta」搭載のサウンドクリエイト・オリジナルスピーカーと、LINN MAJIK DSM4のご納品に伺ってビックリ!これはオーディオに素晴らしい空間だ!!

空間の広さ、天井の高さ、床や壁がしっかりしている・・・いずれもスピーカーを伸びやかに歌わせるのに重要なポイントではありますが、もっと別のこと、しかもこれまであまりお目にかからなかったもので、とりわけオーディオに最適、最善である大きな要素。
それはこの写真に写っているもの。
階段の手すりを兼ねた、画面左半分を覆っている透かしの部分。
拡散?いえいえそういうことではないんですよ。
これ、実はヒーターなのです。

ご納品に伺ったのは、2月の終わりのまだまだ寒い日。
お部屋は快適に暖かい。
暑すぎず、必要十分な暖かさ。
そして、オーディオのセッティングをして、気付いたことは・・
エアコンの音がしないのです。こんなに暖かいのに。

種を明かすと、このパイプの中を温水が通って温めるという仕組みだそうで、お部屋全体がまんべんなく温まるのと、よくある電気ヒーターのように、触ってやけどするような熱さというのがない。(なので階段の手すりのように使える)また一か所から風が出て、オーディオの音を邪魔するということもなく、乾燥もしない。
なに、これオーディオにピッタリ。
しかし、こんなに大掛かりなのは、お家を建てる時にしか入れられないだろうなぁと思っていたら、コンパクトなものが色々あるようで、他のスペースも拝見して、図々しいことに写真を撮らせて頂きました。

トイレには小ぶりなものが取り付けられ、タオルハンガーにも。

伺った際、奥様が玄関でコート掛けにかけてくださったのが、またこのヒーターで、
帰り際暖かくて驚きました。ちなみに玄関に入った時から、ほんのり暖かい。


いかにも快適そうに寝そべっているワンちゃん。
木の床でも暖かいのは、窓際の赤いヒーターのおかげ?
色や形もさまざまで、お洒落。

さて、オーディオ納品レポートが後になりましたが、こんなこだわりのお宅に入れさせていただいたのは、冒頭にあげた通り、ヴィンテージユニットのスピーカーとLINN MAJIK DSM4、そして、フランスElipsonのターンテーブル。

チューバ奏者だったお父様が残された1930年―40年代のレコードがたくさんあるので、鳴らそうかと一体型のシステムを買ったら音が悪すぎてイライラするの。
・・そんな風にご来店された中で聴いていただいたのが、このUTAHのユニットを搭載したオリジナルスピーカー。
聴かれるものが全部その時代のもの・・というわけではないことも、このユニットをお勧めする理由でした。

当時ギターアンプなどに搭載するユニットを作っていたUTAHは、メカニカル3ウェイで、中域に音楽の重心を持って行きながらも、解像度も得られ、LINN MAJIK DSM4との相性は抜群。

しかし、どう置くかなぁ、置き場所に困るなぁ‥というお話には、オーダーが可能なPYTHAGORA(ピタゴラ)さんにお願いすれば簡単に解決。
音響的効果を考えて、ラックとスピーカースタンドの必要箇所にスリットを入れてもらうのは、サウンドクリエイト・オーダーです。

快適なお住まいに、音楽が加わりました。
「ベニー・グッドマンなんか、何で聴くんだろう。うるさい!って思ってたのに、今になるとなんでかいいのよね」と、亡きお父様の思い出話。
横でご主人様も「いいね」と何度も短く言われて、立って聞いたり座って聞いたり、いろんな場所で聴いて見られてご満悦のご様子。

4月にNASのご案内で伺った時にも、すごく気に入っているとお話してくださいました。
そして、その日もお部屋は快適な室温。

除湿型冷暖房もあるようで、夏はどんなふうになるのかしら。
湿度と気温、冷房はオーディオにも健康にもこの時期の悩み。
きっと快適にお過ごしなのでしょう。

それにしてもあこがれてしまいます。

<<<電気ヒーター PSのホームページ>>>
(竹田)

 

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