LINNの新製品、ブックシェルフスピーカー119入荷しました!
<119レポート>
トールボーイ150の常設機は待っているところですので、入荷次第ご案内いたします!
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LINNの新製品、パッシブスピーカー150(トールボーイ)119(ブックシェルフ)を10月20日までご試聴いただけます!
色は、ウォールナット、オーク、サテンブラック、ホワイトの内、
ウォールナットとサテンブラックが来ています。
サイズ感は、思ったよりもずっとコンパクト。
それぞれ、パッシブスピーカーのMAJIK140SE、109と同じくらいなのですが、それよりもほんの少し小さくなっています。
写真の119が載っているスピーカースタンドは、MAJIK109のもの。
端子は、LINN特有のこちら。バナナ端子のみの対応。
バイアンプやマルチアンプ、EXAKT化する際は専用工具で端子を回し、ジャンパープレートを外したりずらしたり。
150、トールボーイのバスレフポートは円柱型が下向きに2か所。触った感じ口径は割と小さめ。
台座からキャビネットが少し上がっていて、その隙間から放出される。
脚は相変わらずスパイク(黒い台座の下)なのですが、スパイクマウントは付属しないので、別売のSKEETを。
新採用のドームツイーター。素材は複合素材のソノメックス。
「ボイスコイルは磁性流体(ferrofluid)の中を動作し、マグネットギャップ間での優れたセンタリング、高い放熱効果、適切なダンピングを実現。」とLINNの説明。
磁性流体というのは磁石に吸い寄せられる液体なのだそうで、ボイスコイルがその中で動けば、マグネット間との間の動きがスムーズそうだし、細やかな動きが出来そうという想像をしました。
「リニアな特性と良好なディスパージョンを叶えます。」というのもLINNの説明。
ミッド、ベースのユニットは、セラミックファイバーでコーティングされた軽量・高剛性ペーパーコーン。
この裏側には大型フェライトマグネットが控えていて「ロングスロー設計により、深くそして風のように軽々と伸びる低音再生を効果的に実現」とのこと。大型マグネットはきっとピストンモーションを維持できるのでしょうし、ストロークがこれまでのLINNのパッシブスピーカーに比べるとより長いのだとしたら、低域の伸びがこれまでよりも分かりやすく盤石になる感じ?
・・・というのは、実は音を聞いてから思ったことで、
後付けの理由として、ユニットの作りやバスレフポートの配置の仕方などを見て納得しました。
このスピーカー、静かです。
S/Nがすごくいい。
なので音の立ち上がりとか、キレ際とか無音部分とか、そういうのがすごくいいです。
スピーカーの重量的にはそう重くないのですが、これって多分ユニットの素材だったり、ユニットの動きだったり、バスレフポートのサイズだったり場所だったり、そういうことなのだと思います。
いや、これはいいスピーカが登場しました。
この低域、是非聞いてみてください。
10月20日までは119,150共にお聴きいただけます。
(竹田)