LINN MAJIK DSM4は、ヴィンテージスピーカーを鳴らしても素晴らしい。以前もJensenやAltecのスピーカーのご納品で同様のことを書いたことがありますが、今回JBLのヴィンテージでも。
お客様は30代半ばの方。
ご家族のスペースであるリビングに置くことを前提にしてのシステム選びで、あまり大仰なものでなく・・というご要望でした。店内でJAZZ、ヒップホップ、R&B、ポップスなどなど聞いてみていただくと「僕、、ヴィンテージのほうが好きなような気がします」・・最後に残った三択の中からその折入荷したJBL NOVAをチョイス。
アンプは、悩まず一択でLINN MAJIK DSM4。
・・というより、鳴らしていた音に魅了され「このまま欲しい!」となられたのでした。
小さいお子さんがいらっしゃるので、あまり高い位置に置きたくない、直置きもご検討されましたが、低域がかぶってしまうので、せめてブロックでちょっとだけ床から上げ底に。
ブロックは弊店で扱っているスピーカーベースの余り木で作ったペーパーウッドで、こうした場合に活躍してくれる便利アイテム。今ウレタン黒塗装したものも製作中。
それまではちょっと白くて目立ちますが我慢。
ちなみにこの高さだと、それでも低域はやや被るのでウーファーのボイスコイルの位置で測ってアカウントオプティマイズをしたところ、その違いにお客様も奥様も驚かれました。
「凄い!(お部屋の計測中)なにやっているのかなと思ったら、こんなことができるんですか!?」
MAJIK DSMの制動力は抜群で、低域の音階が追えて、気持ちよく抜ける音楽再生で、ノリノリになります。
臨場感たっぷりで、再生していたウルトラマンのTVの音をスピーカーから出したら、お子さんがびっくりして泣き出しちゃったくらい。
慌てて止めて、もう一度恐る恐る再生してみたら、どうやら慣れてきた様子。
KAMADAで求められたヴィンテージラグのライオンがにらみ合っていますが、左右のスピーカーはMAJIK DSM4を挟んで仲良くタッグを組んでいます。
その後もガンガン楽しまれている!とのお話🎶
(竹田)