川越に古民家を改装したステキなカフェが誕生しました。
その名も「二軒堂」さん。
建築のお仕事をされていたご主人が、ご自身のしたいことを思いっきり取り入れて、ぜーんぶ手作りで作られたお店です。
例えばお店に入ってすぐ、目を引くのがこの床板。手間ヒマかけて全部ご自身で一枚一枚塗装され、ヘリンボーン状に組まれたお洒落なフローリング。
薄暗い店内に柔らかい光が差し込む店内。窓は、使われなくなった昔のガラスを見つけては、大切に組み合わせて。
麻布を張って、その上からまた加工して、風合いが楽しいテーブルの肌触り。水も弾く!
奥のテーブルで過ごしたら、どんなに静かな時間になるでしょう。
ヨーロッパのお家のような洗面台。タイル一つ一つ、貼るのもご主人の手仕事。これも昔のタイルを見つけてきて使っているので、あ、タイルが足りない!と思われてあわてたとか。
スピーカーは、小さなフルレンジ一発。バックロードに。これももちろん手作り。(スピーカーはまた別のを作るかもという話も)
それを駆動するLINN MAJIK DSM。棚は納品の朝「間に合った!」。もちろん手作り。
二軒堂のご主人との出会いは、7年前。銀座が大好きなご夫妻さまは、月に何度かの週末は銀ブラをして、お店をのぞかれ楽しまれていたのでした。Legatoも、なんだろうね、この店はと入ってくださったのがきっかけ。
その後、個展を開くんですよとご案内を頂き伺ったのがご縁で、ご夫妻さまの銀ブラコースの一つに入れていただき、折々にお目にかかっていたのでした。
いつかは奥さま一人でいらして、お店でいつも鳴っているLINNは何があればできるの?と聞きに来てくださったりして、昨年、お店をやることになるから、お世話になりますとお声をかけていただいたのでした。
Legatoの宝物の一つのストーリー。
cafe 二軒堂
049-214-6276
埼玉県川越市元町1-16-6
※営業時間やお休みはお電話されてみてください。
(竹田)