本日はお客様のご要望あり、OCTAVEのプリメインアンプV70SEとV110SEをご用意。
JBLのヴィンテージスピーカーをお使いで、OCTAVEのアンプにご興味を持たれたということで、パラゴン、それからエレクトロボイスのAristcratの2種のスピーカーをOCTAVEの2種のプリメインアンプで聴いていただきました。
常々、弊店では様々なJBLのヴィンテージスピーカーをOCTAVEのアンプで鳴らしていますが、プリメインアンプなら断然V70SEとV110SEが良い感じ。
弊店扱いのJBLは初期モデルが多いからか、V80SEだと時に強過ぎるような印象も。鳴らし方なのかもしれませんが、これについてはまた別途検証してみましょう。
さ・て、パラゴンから。
お客様が聴かれていたのは、キース・ジャレットのケルン・コンサート、ジム・ホール&パット・メセニー。
V70SEから聞かれ、次にV110SEへ。
私も横で聞いていてアレっと思いましたが、お客様も思われた様子。
V70SEの方がまとまりよく、軽やかに鳴ります。もう一度V110SEから70SEに戻ると、楽器の質感の差が明らかで、110SEの方が懐の深い鳴り方をします。
頭では、つい高いがイイと思ってしまっていますが聞いてみないとわからないものですよね。
パラゴンがV70SEで充分鳴るというのも、そういえば鳴らしてみたことなかったかな、どうだったかなと曖昧だったので、今回でハッキリ「鳴ります!」と言えます。
※ 弊店のパラゴンは、キャビネットが中期の初頭、米松とパーチクルボードのブレンドの塩梅の良いもので、ユニットは、150-4C/075/375搭載。
お客様はBARONをお持ちなので、店頭にあるものの中からもう少し小ぶりでキャビネット構成が簡単なものも聞いて頂きました。EV Aristcrat。
こちらは質感の差がかえってはっきりと出て、V110SEに軍配が。
110SEでは今まで聞いたことのなかった音がたくさん聞こえて、今まで何を聞いてきたんだとのこと。一つご懸念は、最近の録音だとややハイファイになるかな…。
しかし、Aristcratに比べるとBARONの方が制動力が必要そうなのと、ミニチュア管が3種類ついてくるので、その付け替えで楽しめる…などなどで、結果は…。
ご納品の写真をお楽しみに!!