オーディオシステムのアース問題は、すべての機器につきもの。
正しい接続をして、機器の能力を発揮させてください!
低域の出方が全く異なります。
ただし、インターコネクト、電源などすべてトータルで考えないと、効果はありません。
<例1>
I様のシステム
CDプレーヤー(CDP):LINN AKURATE CD
ネットワークプレーヤー(DS): LINN AKURATE DS2 (※)
プリアンプ(PRE):LINN KLIMAX KONTROL
パワーアンプ;LINN AKURATE 2200
※ AKURATE DS、MAJIK DSは初代のものは、アイソレーション・ライントランスのPurifiが必要となります。
MAJIK DSは、2015年以降のクロックが新型になった(EXAKT LINK付いた)以前のもの
AKURATEDSは、AKURATE DSK(日本仕様)製品以前のもの(旧型シャーシ)
これらは、Purifiが必須です。
●接続方法
・機器間
CDP>>>PREのインターコネクト:RCAアンバランスケーブル
DS>>>PREのインターコネクト:RCAアンバランスケーブル
PRE>>>POWのインターコネクト:RCAアンバランスケーブル
・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
PRE、CDP、POW、DSの順にとる。
CDPとPOWのアースは浮かしてPREのシャーシにつなぐ。(※)
※KLIMAXKONTROLの世代によっては、GRD端子がないため、底面の電源に近いネジにアースの先をつなげる。
ただし、注意したいのが、確実に落とさないと不安定になるので、Yラグなどでなく、丸ラグなどでネジに通して締める。
また、六角ネジとトルクスネジの場合がありますので、工具にも留意して。
ハブやルーターは当然ながら、NASもオーディオ機器とは別のパワーレールでとること。
LANケーブルは、LINN JAPANのサイトにもあるように、シールドのないLANケーブルを使うこと。
<LANケーブルのご注意 LINN JAPAN>
また、ハブなども2ピンのものをお勧めします。
(3ピンのハブを使ったところ、時間と共に音場が狭くなり、きつくなった。おそらくアースが落ちている環境で使わないとアースがループしてしまうと考えられます。)
今回も、弊店でお勧めしているタップを使用しました。
<電源タップについて>
2ピン・2芯の電源ケーブルに、タップの口は3ピンですが、タップ内のアースバーは外してあります。また、1つ目と2つ目のタップが数珠つなぎになっています。
最近、この記事を見て・・というお問い合わせが増えました!
是非お気軽に、ご相談ください。