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アルネ・ヤコブセン
アントチェア、セブンチェア、スワンチェア、エッグチェア、、、
弊店では、試聴用などで展示しているモデルが多数ありますので改めてご紹介をさせていただきます。

アルネ・ヤコブセン

こちらのおじさまがデンマークを代表する建築家ヤコブセンご本人です。
これまたアルネ・ヤコブセンの経歴をサクッとお話しすると、、、
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1902年 デンマーク・コペンハーゲン生まれ、ユダヤ系デンマーク人の両親を持つ。初めは画家を目指していたそうですが、父親に反対され19歳で家出。その後、絵の才能を生かせる建築の道を友人に勧められ、1924年デンマーク王立芸術アカデミーにしぶしぶ入学。

1929年 友人とコンペに参加しモダニズムの形式をとった未来の家を発表。
これにより、デンマーク国内で注目を浴び始め事務所を設立。
その後、複合住宅やリゾート型複合住宅のなど手掛け、実績を積む。

1940年 ナチスによるユダヤ人迫害を恐れ、小型ボートでスウェーデンへ亡命。
第2次世界大戦が終了後デンマークへ帰国。

1946年から非対称の屋根を採用するなど新しい概念を持ち込んだテラスハウスを発表。
1950年代初めからは後に世界的な評価を得ることになる家具デザインを始めた。

(間違っていたらスミマセン。ご容赦ください。)
凄まじい時代を生き抜いたアルネ・ヤコブセンでありました。

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特にヤコブセンが手掛けた建築で最高傑作と言われているのが、1956年のSASロイヤルホテル。「世界初のデザインホテル」の設計を依頼され、現在はラディソン・コレクション・ロイヤルホテルと言う21階建てのモダンなガラス張り5つ星ホテル。コペンハーゲンの中央駅にあります。

現在のホテル

 

ホテルを背景に

建物の設計からインテリアデザイン、照明やドアノブ、食器類などの細部までを一貫して手がけたそう。建築に関わるすべてのもののデザインに携わる姿勢はヤコブセンの特徴の一つと言われていたみたいです。この徹底した姿勢があったからこそ(周りはめちゃ大変ですよね・・)世界観が守られてきたのではないでしょうか?!当時は完璧主義者として悪名 を馳せていたヤコブセンみたいですw
現在のホテルでは、ヤコブセンのコンセプトは残しつつも現代の色味を取り込んだ空間に生まれ変わっているようです。
HPを見てみると、名作椅子をホテルのロビーに発見。
どこを切り取っても絵になるようなエレガントさが美術館のようで素敵な空間ですね。HPで行った気分を味わいます。

ヤコブセンは、このSASロイヤルホテルのためにエッグチェアやスワ ンチェアといったアイコニックな作品を生み出しました。特徴的なフォルムの椅子がこちら。
きっとどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

エッグチェア

スワンチェア

その2へつづく・・・

(加藤)
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