若いころは、洋服でも何でもむやみやたらに数を持っていたいものでした。
量より質。
たくさんあったほうがいい。
でも、壊すし失くす。
そのうち、少し質を上げて、今までの半分か2/3くらいでよくなるようになりました。
以前よりずいぶん大切にするようになりました。
でも、年数がたってくると飽きるものも中には多くありました。
最近は、気に入ったものを1つだけでよいと思えるようになってきました。
1つ・・・は難しい場合も有りますが、たくさんなくていい。
たとえばレイバンのサングラス。
形やら色やら、やたらめったら抱え込んでいましたが、ある日これを手にしてから、結局どの場合にもしっくりいくので、他のものは出番がなくなってしまいました。
晴れの日の必需品。
たとえば前原の傘
傘が好きで、折り畳みから長いのから、派手なのからやたらに持っていましたが、どんどん失くして手元の最後の傘がなくなってから数年は、傘に飽き飽きして、ビニール傘を買うか、濡れたまま歩いていました。
ある時、この前原の傘をさした素敵な女性を見かけて、真似して買ったら、日に日に愛着が湧いてもう失くさない・・・と気をつけるようになりました。
雨の日はいつも一緒。
年齢のせいか、もしかしたら3.11でゆっくりと考え方が変わってきているか・・・。
でも、「気に入った1つ」に囲まれた生活って、清々しい気分です。
(オーディオは、どうもそういうわけにはいきません。音が違うので、どれもONLY ONEなのですよねぇ。←本末転倒!)
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お知らせ:
誠に勝手ながら、9月12日(木)は、研修のため18時で閉店させて頂きます。
1つがいい