最近のご時世もあり、将来を危惧する、そのための打開策を、、、というお話しを伺うことが頻繁にあります。
オーディオ業界の将来、JAZZの将来、銀座という街の将来、、、
起爆剤、、というのは、手っ取り早いようで、結果としてその時だけのことで、いい意味でのテロみたいな、結局一本の木を育てるように長期的に辛抱強くいなければならない、、ということに気づき始めている人が増えてきて、さらに言えば、一定のものがコントロールするような恣意的なものは、それに反発もあるわけで、好まれない、、そういうのでなくて、木が育つ土壌作りを「今」こそすべきじゃないかみたいな話を聞くことが多くあります。
その危惧を抱いている人たちの姿勢は、伝統を続けなければ、でも変わらなければ、みたいな狭間での悩みと向き合っていて、その姿勢自体が美しく、私もぜひそこの隅っこにでも身を置きたいと常々思うのです。
綺麗ごとはいらなくて、実際的に自分の商売が大前提で、ボランティアでないことの良さとか、新しい行動こそが自分の身を助く、、みたいな。
世の中の変容を目の当たりにするとワクワクしかなくて、どんなことができるか知らないけれど、昔、尊敬する人に言われた「遠い憧れと近い憧れを作りなさい」という言葉が思い出されます。
今日は一体何が言いたいの?ですよね。スミマセン。しかしながら、世の中の変容と、私たちが目指すものや扱うものはちょっと割と近くて、小さな店ながら改めて背筋を伸ばすことがここ最近多いのです。という話でした。
(竹田)