かれこれ1年半前になりますが、二子玉川のお店にPIEGAのスピーカーとLINNのネットワークプレーヤーをご納品させていただきました!
お店の名前は「Standard Supply」。企業としては、evergreen worksさんといって、その名が提示しているように「100年続くモノコトを」をテーマに、モノづくりに携われていらっしゃいます。
お店には、飽きのこないデザイン、長く使える素材で、リュックサックや、キャンバスバッグ、革製のカバンや小物などが、整然とかつ親しみやすく展示されています。
そんなモノづくりへの真摯な姿勢をお持ちの、代表の藤本孝夫さんから「いつか何かの時にLINNの製品を使いたいと思っていたんですよ」とご指名いただいたのが、ちょうど昨年の1月の末ごろ。あれよあれよと言う間に、コロナが広まり、世の中が一変した頃でした。
毎日「これからどうなるんだろう」という落ち着かない気持ちの日々の中、お納めさせていただく一件一件がとても貴重で大切なことと、心を改めたときに、こちらのお店へのご納品で、企業理念をホームページで拝見したりして、「まさに!」と思ったのでした。
テクノロジーの進歩はオーディオとして切り離せないものですが、LINNのモノづくりへの姿勢は、悪戯なアップグレードでマーケットを回すのでなく、何年も何十年も使えるようにというたしかな姿勢があります。
弊店ヴィンテージ スピーカーを扱っていてつくづく思いますが、スピーカーはそもそも長きに渡り使えるもの。お納めさせていただいたPIEGAの伝統のリボンツイーターの技術もかれこれ40年近いのです。
壁付が可能なAP1.2は、内装にうまいこと溶け込みつつも、明確にPIEGAという顔がある、主張がないようであり、あるようでないのが中々良いと思いませんか?
そんな魅力も買ってくださってか、とても気に入っていただき、こんな感じで設置させていただきました。お店の雰囲気に寄り添いつつ、良い音を鳴らしてくれていました。
先ほどからLINNの話が出る割に姿が見えませんが、バックヤードできっちり仕事をしてくれているのは、LINN SEKRIT DSM。
プリメインアンプを兼用するネットワークプレーヤー。ワンボックスで色々できます。Wi-Fi操作できるので、姿が見えないところでガンガン働けるのです。
お店の製品のエコバックにも、カラーがたくさん。そんなところもLINNと似ているなぁ。
大量生産大量消費は、この時代の流れですでに影が薄れてきているように思います。
ここ数年雑誌を眺めていて「サスティナビリティ」という言葉をよく目にします。それが流行り言葉でなく、実態と実感をもって使われる、あるいは使えるようになってきたら、もっと良い世の中になるんだろうなぁ、、と漠然と思うことが年々増えてきました。
まだまだ私の中で定着していない言葉ではありますが、歳をとってきた自分が「長く使おう」「じっくり味わおう」と思い始めてきた気分、それを実行することが、まずはその入り口なのかなと。
、、、そんな御託はさておいてお店の情報です!
お店の名前は
Standard Supply 二子玉川
TEL. 03-5797-9311
営業時間
平日 12:00 – 18:00
土日祝 11:00 – 18:00
定休日 水曜日
※祝日が水曜日の場合、翌日がお休み
(竹田)