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NuPrimeのラインアップにCDトランスポートが2種類あります。
CDT-8とCDT-9。

しかも、それぞれ176,000円と198,000円で、価格差も大差なく、お客様から「どのような違いが・・・」とご質問いただきました。
8のほうは発売から何年か経っている製品で、9は最近リリースされた新製品。
新製品だから色々変わっているのかと思い、NuPrimeを扱う代理店に尋ねてみたところ、機構的にはあまり変更点はなく、各パーツのクオリティが上がっているとのこと。
しいて言えば、電源部で、8は電源を内蔵しており、9は外に出した‥という違い。

しかしその音の差はちょっと大きい。。。
Joni Mitchellのトリビュート盤からプリンス、ビョーク、K.D.Langなどの歌うジョニの歌で比較してみると、
8に比べ新製品の9では、低域が深く伸びて、情報量は上がり、密度感は増しています。
クリアですが、滑らかで、彫りが深くて、少々アナログ的な音にも感じられます。

パーツのクオリティを上げるくらいで、こんなに変わるかな・・・。
想像するに、このコンパクトな筐体ですから、電源部を外に出したのにも相当意味が大きいのではないかと思います、
音楽再生の源流ですもの。

レコードプレーヤーLP12の話になりますが、針先がレコードの中心へ向かうほどモーターに近づいていく。その際の磁束の影響受けることを考えて、LINN LP12の上位機種はDCモーターを使っている、、ということを以前に書いたことがあります。
LP12あれこれ「何故DCモーターか」

電源がないと動かないけど、電源部の場所って重要なんじゃないでしょうか。。
(‥と完全に電源の場所の違いにしていますが、、、)

それにしてもこの価格でこの音、15年前はこの音を出すのにメーカーもリスナーももっともっと苦労したはず。
(竹田)
NuPrime公式ホームページ

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